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更年期障害の画像

更年期障害とは? ~原因と治療法、漢方は有効、必要な栄養素は?上手く付き合っていくポイントと体験談~

閉経を迎える50代前後の女性は、心や身体に不快症状が現れやすくなります

この閉経前後の約10年間を「更年期」と呼びますが、またの名を「揺らぎ期」とも。

「揺らぎ期」からはなんとも奥ゆかしい印象を受けますが、いやいや、実際にはとても辛い時期ですから!!(個人差があるので、私的な偏見盛沢山です)

しかし、心構えや対処法などピンポイントに抑えておけば、今後仲良くお付き合いしていくことも可能だと私は実感いたしました。

これから更年期を迎える方、どっぷりつかってしまっている方、たくさんの揺らぎ世代や予備軍の方たちに向けて、私の体験を交えながら救いのヒントに繋がればと思います。

■更年期障害とは?どんな症状? 

卵巣の機能低下により、女性ホルモンの一種であるエストロゲンの分泌の変動や低下によってさまざまな症状が現れます。

更年期障害の症状としては以下の3つに大別されます。

めまいの画像

◎自律神経の不調による症状

ホットフラッシュ(のぼせやほてり)や発汗、悪寒、冷え、動悸、胸痛、息苦しさ、疲れやすい、頭痛、肩こり、めまいなど、主に身体に現れる症状となります。

◎精神症状

イライラ、怒りっぽくなるといった情緒不安定感、抑うつ気分などの精神症状が多くみられるようです。

◎その他

腰痛や関節痛をはじめ、吐き気や食欲不振、皮膚の乾燥やかゆみ、頻尿や陰部の不快感など、個人差があるのでさまざまな症状が現れます。

上記症状の出現度や程度には個人差がありますので、なかには症状が気にならなかったという方もいます。
実際アラフィフ(50代)で私の同年代の友人達で治療をしている人は誰もいません
ただホットフラッシュなどは非常に特徴的な症状で、比較的多くの方にみられるようです。

■更年期障害の原因

◎更年期障害の原因はホルモンバランスが乱れるから

更年期障害の主な原因は、エストロゲンの減少です。

女性ホルモンの一種であるエストロゲンは、卵巣の機能低下により減少します。
エストロゲンは40歳を過ぎると徐々に分泌が減っていくため月経周期の変動に影響し、やがて閉経を迎えます。

エストロゲンは他にも脳、関節、筋肉、代謝など全身に作用しているため、急激な減少に身体がついていかず、全身にさまざまな変調をきたします。しかしエストロゲンの減少に身体が慣れてくるころには、更年期症状はだんだんと落ち着いてきます

揺らぎ世代といえばちょうど人生の転換期を迎えるお年頃。夫や自身の定年、子どもの就職や結婚、はたまた親の介護問題など、心身共に強いストレスにさらされやすくなります。このような心理的・社会的要因も更年期障害に大きく影響しているのです。

◎エストロゲンの働きと役割

エストロゲンには骨からのカルシウムの流出を防いで、骨量を維持したり、血中コレステロール値を下げる働きがありますので、骨粗鬆症や動脈硬化など、生活習慣病のリスクが高まってきます。

■更年期障害の治療法とは?

◎更年期障害の治療へのアドバイス(経験談)

更年期障害の症状の出方には個人差がありますが、辛い時は我慢せずにまずは治療を受るのをお勧めします。
ホルモン補充療法やカウンセリングを受けて、症状を少しでも緩和させることが大切です。
適切な処置を受ければ、我慢していた日々を悔いてしまいたくなるほど、時間の無駄だったと思われることでしょう。

◎更年期障害の具体的な治療方法

更年期障害は婦人科や更年期外来、女性外来などで専門的な治療を受けられます。治療法としては、以下の3点が主となっています。

◎ホルモン補充療法

更年期障害の原因はエストロゲンの分泌低下からくるものです。そこでエストロゲンを薬で補充し、症状を改善するというものです。しかし、エストロゲン単体では子宮内膜症や子宮体ガンのリスクが上昇するため、子宮がある人には必ず黄体ホルモン(プロゲステロン)の製剤と組み合わせて使います。

◎更年期障害の治療には漢方薬も有効です。

さまざまな生薬を組み合わせて作られている漢方薬は、心と身体全体の乱れたバランスを整えるように働きかけてくれます。

「婦人科三大処方」と呼ばれる「当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)」「加味逍遥散(カミショウヨウサン)」「桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)」をもととして、さまざまな処方が用いられています。

◎向精神薬

情緒不安定、イライラ、不眠などの精神症状が最もつらい症状である場合に、抗うつ約・抗不安薬・催眠鎮静薬といった向精神薬が用いられます。

◎プラセンタ療法

また、医療機関によっては、栄養素等の皮下注射(プラセンタ療法)を実施しているところもあります。私の場合、プラセンタ治療もかなり有効でした。不眠や動悸改善だけでなく抜け毛や肌ツヤも改善されています。
美容面でとてもお高いイメージですが、更年期障害と診断されれば保険適用となりますのでお勧めです。(効果には個人差がありますのでご注意ください)

■更年期障害に負けないおすすめの食事

◎更年期障害に有効な食事のポイント

食事対策としては、ホルモンバランスを整えて生活習慣病を防ぐ食事法、まさに「適量と栄養バランス」がキーワードとなってきます。

乱れたホルモンバランスが根本的原因の更年期障害には、乱れたホルモンバランスを整えて症状を緩和してあげ、加えて生活習慣病や骨粗鬆症のリスクを下げる工夫が必要です。

更年期障害の食事対策は以下の4つがポイントとなります。

◎神経伝達系・免疫系を強化する

肉・魚・牛乳などのたんぱく質食品やビタミン・ミネラルを含む野菜や果物を積極的に摂取しましょう。
ビタミン類では脳の中枢神経を正常に保つビタミンB1(魚、豚肉、きのこ類、豆類)、ミネラル類では神経の興奮を抑えるマグネシウム(ほうれん草、バナナ、大豆)が有効です。

◎エストロゲンの変わりに大豆イソフラボンを

大豆・大豆製品に含まれる大豆イソフラボンはエストロゲンと似た構造となっており、エストロゲンと似た働きをすることが知られています。
ビタミンEには、ホルモンバランスを整える働きがあり、他にも強い抗酸化作用(老化防止・ガン予防・動脈硬化予防)と血液循環を促します。

更年期障害の症状改善レシピ↓

【みなぎる健康レシピ0002】更年期障害とうまく付き合う イソフラボンたっぷりアボカドとキノコの豆乳豆腐味噌グラタン

◎生活習慣病を予防する

更年期に入ると、基礎代謝が低下して太りやすくなります。偏食や暴飲暴食などはもってのほかです。間食はできるだけ控えるか少量にすまし、低塩・低脂肪の食事を中心に、生活習慣病の予防のため「一汁三菜」を心がけましょう。

◎骨量を増やす

骨の材料であるカルシウム、そしてカルシウムの吸収を助けるビタミンDと、カルシウムを骨へと沈着させるビタミンKを積極的に摂ることが骨粗しょう症の予防へと繋がります。

カルシウムは、牛乳やヨーグルトなどの乳製品や小魚、野菜、大豆製品(とくに生揚げ)などに多く含まれています。
ビタミンDは、魚(とくに背青魚)、卵黄、乳製品、キノコ類などに多く含まれています。
ビタミンKは緑黄色野菜や海藻類などに多く含まれています。

■最後に、更年期と仲良く付き合うには………

加齢に伴い、老いていくのは誰でもみな平等なものです。でも、いつまでも若々しくありたい、元気に毎日過ごしていたい・・・女性ならではの悩みでもあります。

しかし毎日多忙を極める私たち揺らぎ世代、忙しさのせいにして自分のことを置き去りに、または後回しにしていませんか?

たまには家事を放り投げて、自分のために第一歩踏み出してみませんか?辛さを限界まで我慢している方もいらっしゃるのではないでしょうか。自身が健康で元気であれば、日々の生活が潤ってきます。

「一病息災」の意味はご存知でしょうか?まったく健康な人よりも、一つでも軽い病気を持っている人のほうが健康に気遣っているため、かえって長生きできるのだそうです。

私自身も、治療により治療により若返ることができましたし(多少ですが・・・)、皆さんも可能かもしれませんよ!

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