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胡麻(ゴマ)~小さいけれどミネラル類が豊富、貧血改善、骨太効果、開けゴマの意味は?ゴマの栄養素・効果~

■ゴマの雑学・歴史 開けゴマの意味は?

ゴマは漢字で書くと:胡麻、英語で書くと:Sesame Seed、単純にSesameとも言います。

ゴマは、エジプトを原産とするゴマ科の一年草で、胡麻という漢字の由来は、中国西方のという国から伝わり、その形や大きさが麻(あさ)という種実類に似ていることから胡麻と名付けられました。

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胡の国とは、現在のペルシャ辺りの地域です。

ゴマは日本でも、はかなり古くから使われており、奈良時代には既に、ごま油が使われていたという記録も残っています。

アラビアンナイトの開けゴマ!は原作そのまま
ゴマと聞けば何?という質問に対して、「開けゴマ」と応えた人は、世界中で凡そ79%でした。(全人類に直接聴いて、しっかりと調査しましたので間違いありません。)
この言葉は、アラビアンナイトの「アリババと40人の盗賊」の物語に出てくる宝が隠されている洞窟の扉を開ける呪文なのですが、日本語訳された日本限定の言葉だと思い込んでいる方は多いのではないかと思います。
しかし、この「開けゴマ」というには、日本で生まれた言葉では無く、原作(イスラム圏の地域が発祥の地ですが、詳細は不明)に登場する言葉そのままの意味となります。
原作では「イフタフ・ヤー・シムシム」という呪文となっており、アラビア語で、イフタフ(開け)、ヤー(掛声:そのまま”ヤー”)、シムシム(ゴマ)、繋げると”開けヤー!ゴマ!”という意味となります。
では、何故ゴマなのかといいますと、ゴマは熟すとサヤがパカッと開いて、中の種が飛び出るという習性があります。
”開けゴマ”と短い台詞の中には、熟したゴマのサヤが自然に開くように、扉も自動的に開けコノヤロー!という意味が込められているということです。
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冒頭の全人類を調査したとか嘘ですよ。

■ゴマに含まれる栄養素、効果と働き

◎ゴマに含まれる栄養素、効果と働きその1・ゴマに含まれるビタミン類

ゴマに含まれる栄養素ですが、ゴマを1日、100gも200gも食べる人はまず居ないかと思います。
ゴマの摂取量は数十g程度になりますので、ゴマ30g辺りに含まれる栄養素の量を見て、栄養素が多い、少ないなど、その機能や効果を解説していきます。

ゴマに含まれるビタミン類は、ビタミンB1ビタミンB2ナイアシンビタミンB6、などのビタミンB群が多く含まれています。

ビタミンB群は、エネルギーの生産や、アミノ酸・タンパク質の合成と分解などに働く補酵素の補酵素として、様々な代謝の働きをサポートしています。

栄養素単体では………、
ビタミンB1は、乳酸やピルビン酸などの疲労物質を分解して疲労回復の作用がある他、脳のエネルギーを作り出して、神経機能の正常維持に働きます。

ビタミンB2は、爪、髪、皮膚などの細胞の再生(新陳代謝)をサポートとして、髪や皮膚などを健康に保つ働きがあり、発育のビタミンと呼ばれています。人類最大の敵である口内炎の予防する効果もある有り難い栄養素です。

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ありがてー

ナイアシンは、エネルギー代謝の他、アルコールの分解、二日酔いの原因物質のアセドアルデヒドのを解して二日酔いの予防と改善に働きます。酔っ払いにはありがたい栄養素です。

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ビタミンB6は、タンパク質の代謝をサポートして身体の組織を作る働きの他にも、女性ホルモンを調整して、生理前に起こる月経前症候群(イライラ、頭痛、腰痛)を軽減したり、妊娠中のつわりの改善にも効果がある栄養素です。

葉酸、ビオチン、パントテン酸なども含まれていますが、多くも無く、かと言って少ないことも無いといった具合です。

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葉酸、ビオチン、パントテン酸に関しては、ゴマを100g以上食べれば十分多い含有量です………ゴマを100g以上食べればね………。

ゴマは、一部のビタミンB群が多く含まれているため、エネルギーやタンパク質の代謝に有効的な食品ということになります。

その他のビタミンでは、脂溶性ビタミン(A、D、E、K)は殆ど含まれておらず、ゴマからの摂取はあまり期待できません。
気になるビタミンCは、ほぼ0です。

ゴマとビタミンE
「ゴマはビタミンEが豊富だー!」と解説している書籍やWEBサイトが多く見られますが、実際のところ数値としては鼻クソ程度です。ゴマ100gで見たとしても一日の目安量の60分の1程度しか含まれていません。ゴマを100gも食べるということはまずありませんので、摂取量が減れば更に数値が下がります。「ゴマはビタミンEが豊富だー!」という情報は明らかに間違っています。もう一度言います!ゴマのビタミンE含有量は鼻クソ程度です!間違った情報にはご注意ください。

みなぎる食品スローガンその3

・健康への第三歩は、信憑性の低い情報に流されないこと

 

◎ゴマに含まれる栄養素、効果と働きその2・ゴマに含まれるミネラル類

ゴマはミネラルの宝庫です。種類も量も豊富に含まれています。

逆に少ないのがカリウムヨウ素くらいのもので、
カルシウムマグネシウムリン鉄分亜鉛マンガンクロムセレンモリブデンなど、ゴマに含まれるミネラル類は、種類も含有量も多く、様々な相乗効果が期待できます。

野菜に比べるとカリウムは少ない方です。腹の足し程度に余分なナトリウムを排出する作用はあるかと思います。

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ゴマには、ビタミンとミネラルの連携は薄いですが、ミネラル同士の連携による健康効果(相乗効果)が多く見られます。

▼骨や歯の材料、骨の成長や健康維持に働く栄養素

まず、骨や歯の材料になるのは、カルシウムと、マグネシウムと、リンです。骨の材料として骨の密度を保ち、骨の健康維持には欠かせない栄養素達です。
マンガンは、骨の代謝を促す働きをする酵素の構成成分になります。骨や関節の形成に働き、骨の成長や健康維持には欠かせない栄養素です。

ゴマの中には、骨の健康維持に働く4種類のミネラル(カルシウム、マグネシウム、リン、マンガン)が全て揃って入っています

▼貧血予防・改善に働く栄養素

鉄分は、ヘモグロビンの材料になり、銅はヘモグロビンを合成する酵素の材料となり、鉄欠乏性貧血の予防と改善に働きます。
血液中や筋肉の中で働く機能鉄が不足すると、ヘモグロビンが上手く合成できずに貧血に繋がります。
モリブデンには、肝臓や脾臓、骨髄などに貯蔵されている貯蔵鉄を機能鉄に空ける働きがあり、鉄分の管理を行うことで貧血を予防する働きがあります。

ゴマには造血ビタミンの葉酸も含まれているため、鉄分、銅、モリブデンと合わせると高い貧血予防・改善の効果が期待できます。

▼性ホルモンの調整・生殖機能の健康維持に働く栄養素

亜鉛、銅、セレン、マンガンは生殖機能の健康維持には欠かせない栄養素です。
亜鉛は、精子の合成や、男性ホルモン・女性ホルモンを合成する酵素の構成成分となり、妊娠をサポートする栄養素です。
マンガンも性ホルモンの合成に関わっており、マンガンの欠乏によって生殖機能が低下することもあります。
ゴマには、生殖機能を健康に保つための栄養素が豊富に含まれています。

▼血糖値を下げる働きをする栄養素

亜鉛は、血糖値を下げる働きをするインスリンというホルモンの合成に働く酵素の構成成分となります。
クロムは、クロモデュリンという物質の材料となり、クロモデュリンはインスリンの働きを強化する作用があります。
マンガンがインスリンの合成に関与していると言われているのですが、こちらは研究段階で詳細は不明です。

ゴマには、亜鉛、クロムが多く含まれているため、序でにマンガンも合わせると血糖値を下げる効果は高く、糖尿病の予防に効果的です。

▼抗酸化作用に働く栄養素

亜鉛、マンガンは、SOD(スーパーオキシドディスムターゼ)の構成成分として、銅は補酵素として、働きます。
SODは強い抗酸化作用があり、活性酸素を除去して動脈硬化や、心疾患、脳疾患を予防するアンチエイジング効果があります。
更にビタミンB6は、グルタチオン還元酵素の補酵素として、こちらも活性酸素を除去する働きがあります。

ゴマには、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEの抗酸化作用3兄弟が殆ど含まれていませんが、その代わりに、亜鉛、マンガン、銅、ビタミンB6といった抗酸化作用に関わる栄養素が揃って含まれています

■NEXTページ→に続きます。

 

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長くなってきたのでページ分けます。

NEXT→ゴマに含まれる三大栄養素と食物繊維事情、その他の栄養素、可食部100g辺りの栄養素一覧、ゴマの種類、ゴマの栄養素を活かして、不足している栄養素を補うお勧め調理方法など………。

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