注目キーワード
★健康への第一歩は、まず知ることから                           ★健康への第二歩は、意識することから                      ★健康への第三歩は、信憑性の低い情報に流されないこと
チンゲン菜アイキャッチ画像

チンゲン菜~ビタミンもミネラルも豊富で優秀な緑黄色野菜で中国野菜、貧血対策、骨太効果、ガン予防、かなりの低カロリー食品~

■チンゲン菜の雑学・歴史

アブラナ科の植物です。
漢字で書くと:青梗菜
英語で書くと:Bok Choy

日本での歴史は浅く、1972年頃に中国から日本に入ってきました。

ライター1の画像72ピクセル
チンゲンという響きから察するにパンダと一人っ子政策の国だろうと予想はしていたけれど、正にその通りだった………。

世界的なルーツは、キャベツと同じくアブラナ科の植物に見られるように、紀元前600年頃、ヨーロッパで古代ケルト人の栽培していたケールから派生したものです。
チンゲン菜は、ヨーロッパ生まれの中国育ちの野菜ということになります。

ライター1の画像72ピクセル
出自は同じでも、栄養素では太刀打ちできない………何だこの差は?キャベツが勝っているのはビタミンCと食物繊維くらいで、ほぼ全敗………クソがッ!
ケール
【コイツが噂のケール(品種改良されているので祖先とは言えないのだけれども………)】

tチンゲン菜は全体的に柔らかく、煮崩れしない上に、炒めるとシャキシャキ感が残るため、煮ても良し、炒めても良しな使い勝手の良い野菜です。

ほうれん草や小松菜など、他の葉野菜に比べると一株が大きく、ボリューム感があり、比較的安価なため、かなり優秀な栄養補給源になります。

旬の時期は、9月~1月頃で、秋冬の野菜です。
国内の生産地は、茨城・・静岡・埼玉など………。

収穫前のチンゲン菜
【こうして見るとたしかに、白菜やキャベツの仲間っぽく見えますね………実際のところ仲間かどうか知りませんけど………】

 

収穫後のチンゲン菜
【普段あまり見られないチンゲン菜の下の方】

 

■チンゲン菜に含まれる栄養素、働きと効果

◎チンゲン菜に含まれる栄養素、働きと効果その1・チンゲン菜に含まれるビタミン類

チンゲン菜は堂々とした緑黄色野菜です。
一番目立つビタミン類は、ビタミンA(βカロテン)で、ナマコの400倍、大正エビの500倍、ワカサギの1000倍、ホタテの貝柱の2000倍を誇ります。
ビタミンA(βカロテン)には抗酸化作用があり、ガン予防、動脈硬化予防、老化防止などのアンチエイジング効果がある他、夜盲症の予防・改善など目の健康を維持する目のビタミンです。

ライター2の画像
比較対象が間違ってるだろ、野菜を甲殻類や、魚類、なまこ類、貝の殻を支えるパーツと比較してどうするんだよ!………ところでナマコって何類だ?
ライター1の画像72ピクセル
ナマコは棘皮(キョクヒ)類です。ウニやヒトデの仲間です。実際のところ、棘皮社会において仲間かどうか、そのあたりの関係性は知りませんけれども………。奴等は何を考えているのか解らんもので………。

チンゲン菜には、ビタミンEビタミンK葉酸ビタミンCなどのビタミン類も多く含まれており、
ビタミンEは高い抗酸化作用と、毛細血管を拡張させて血流を良くすることで、冷え性や肩こりを改善する働きがあります。
葉酸は、造血のビタミンとも呼ばれ、鉄分を摂取しても改善しない悪性貧血(巨赤芽球性貧血)を予防・改善する働きや、核酸(DNA・RNA)を合成を助ける働きがあります。

ライター1の画像72ピクセル
葉酸はビタミンB12とセットで働くため、葉酸単体では十分に機能しません。要肉食。

ビタミンCは、鉄分の吸収率を上げたり、コラーゲンを合成したり、抗酸化作用によって活性酸素を除去したり、免疫力を向上させたり、抗ストレス作用や抗アレルギー作用など様々な働きをします。

チンゲン菜には、抗酸化作用を持つ3種ビタミン(ビタミンA,ビタミンC、ビタミンE)が全て揃っているため、非常に優れたアンチエイジング効果を持つ野菜なのです。

ビタミンKには、カルシウムを骨へと沈着させる働きや、血液の凝固作用があります。

その他にも、ビタミンB1ビタミンB2ナイアシンパントテン酸ビオチンなどのビタミンB群も、多いとは断言できない含有量ですが、そこそこバランス良く含まれています。
ビタミンB群は様々な働きをする酵素の補酵素として働きます。
エネルギー生産や、タンパク質・アミノ酸の合成分解をして身体の組織を作る働きには欠かせない栄養素です。

◎チンゲン菜に含まれる栄養素、働きと効果その2・チンゲン菜に含まれるミネラル類

しつこいようですが、チンゲン菜は緑黄色野菜です。
緑黄色野菜はビタミンが多く、ミネラルが少なく、
淡色野菜はビタミンが少なく、ミネラルが多い………というヤンワリとした法則があるのですが、チンゲン菜はこの法則には当てはまらず、ミネラルも豊富に含まれています

チンゲン菜には、カリウムカルシウム鉄分モリブデンが多く含まれています。

まず、カリウムですが他の野菜と比べると平均的な数値です。(野菜には多く含まれているので、フツーに多いですよ………という意味のフツー)
余分なナトリウムを排出して、高血圧の予防・改善する働きや、細胞内の水分量を調節してむくみを解消する働きがあります。

他の野菜に比べるとナトリウムが多いのですが、食塩相当量に換算すると大した量ではなく、チンゲン菜を大量に食べたからといって何かが起こるという訳でもありません。

ライター1の画像72ピクセル
ナトリウム(高血圧)が気になる方は一日一個リンゴ齧るといいですよ………。バナナもええよ………キウイでもええよ。

骨太栄養素のカルシウムは、骨の材料となる他にも、ホルモンの分泌や、筋肉の収縮・弛緩など、以外と多くの分野で働く栄養素です。
チンゲン菜にはビタミンKも多く含まれているため、カルシウムと合わせて高い骨太効果が期待できます。

鉄分はヘモグロビンの材料となり、鉄欠乏性貧血の予防・改善に働きます。
モリブデンは鉄分の管理に働き、鉄分からヘモグロビンが造り出されやすい環境を整える働きがあります。

鉄分、モリブデンと造血ビタミンの葉酸が多く含まれているチンゲン菜は、貧血改善に高い効果を発揮する野菜なのです。

モリブデン、鉄分の管理以外にも重要な働きを持っており、痛風・尿路結石・腎結石・高血圧の原因となるプリン体の分解をサポ-としたり、有害物質を解毒したり、食道ガンを予防したりする働きがあります。

その他のミネラルでは、亜鉛、銅、マンガンも含まれていますが、あまり多い量ではありません。クロムとセレンは鼻クソ程度です。

◎チンゲン菜に含まれる栄養素、働きと効果その3・三大栄養素と食物繊維事情

低糖質、低タンパク質、低脂質、並食物繊維な低カロリー食品です。
それはもう、野菜の中では一番といえるくらの低カロリー具合で、ほうれん草の半分以下カロリーしかありません。

水分量は96%と、見た目以上に潤っており(湿っているとも言う………)、他の野菜に比べても若干多めです。
この数値はキュウリよりも多いくらいで、その辺りの事情も低下ローリーに繋がっているようです。

糖質は他の野菜と比べても少なく、甘みの少なさもチンゲン菜の特徴です。
脂質も少なく、こちらは他の野菜と同じくらいです。

コレステロールは0です。

ライター1の画像72ピクセル
例外もありますが、基本的に野菜は脂質が少ないため………。チンゲン菜が特別というわけではなく、まあフツーです。

ビタミンやミネラルなどの栄養素は豊富に含まれていますが、エネルギーとなる三大栄養素は、ちょっと残念な含有量です。
チンゲン菜をエネルギー源として考えることは出来ないようです。

低カロリーというところだけをみると、ダイエット向きの食品ではあります。

ライター1の画像72ピクセル
ダイエットに一番有効なのは、基礎代謝を上げる………つまり筋肉を付けることです。食べて痩せるなどといった食品は存在してません。

◎チンゲン菜に含まれる栄養素、働きと効果その4・その他の栄養素

チンゲン菜にはイソチオシアネートというイオウ化合物が含まれています。
イソチオシアネートは、キャベツブロッコリー白菜大根などのアブラナ科の植物に含まれている辛味成分で、イオウ化合物特有の強い殺菌作用と、抗酸化作用を持ち、独自の働きでは、DNAの損傷を抑える働きや、正常では無い細胞の増殖を抑制して発がん性物質を無毒化するなど、ガンの予防に効果的です。
免疫力を高める作用や、食欲増進などの効果もあるとされており、多方面に働く栄養素です。

◎チンゲン菜に含まれる栄養素、働きと効果・まとめ

チンゲン菜の主な働きと効果:免疫力向上、コラーゲンの合成、悪性貧血の予防・改善、核酸の合成サポート、血液凝固作用・止血作用、血流改善、三大エネルギー代謝のサポート、アンチエイジング効果、骨太効果、ガン予防、鉄欠乏性貧血の予防・改善、プリン体の分解サポート、解毒作用、高血圧の予防・改善、むくみの解消など

◎チンゲン菜可食部100g辺りに含まれる栄養素一覧

栄養素 含有量
エネルギー(kcal) 9
タンパク質(g) 0.6
脂質(g) 0.1
飽和脂肪酸(g) 0.01
一価不飽和脂肪酸(g) 0.01
多価不飽和脂肪酸(g) 0.05
コレステロール(mg) 0
糖質(g) 0.8
水溶性食物繊維(g) 0.2
不溶性食物繊維(g) 1.0
ナトリウム(mg) 32
カリウム(mg) 260
カルシウム(mg) 100
マグネシウム(mg) 16
リン(mg) 27
鉄分(mg) 1.1
亜鉛(mg) 0.3
(mg) 0.07
マンガン(mg) 0.12
ヨウ素(μg) 微量
セレン(μg) 1
クロム(μg) 1
モリブデン(μg) 7
ビタミンA
レチノール活性当量(μg)
170
βカロテン当量(μg) 2000
ビタミンD(μg) 0
ビタミンE(mg) 0.7
ビタミンK(μg) 84
ビタミンB1(mg) 0.03
ビタミンB2(mg) 0.07
ナイアシン(mg) 0.3
ビタミンB6(mg) 0.08
ビタミンB12(μg) 0
葉酸(μg) 66
パントテン酸(mg) 0.17
ビオチン(μg) 1.3
ビタミンC(mg) 24

チンゲン菜一株=80g~100g

■NEXTページ→に続きます。

ライター1の画像72ピクセル
NEXTページ→は、保存方法、選び方、チンゲン菜の栄養素を活かす相性の良い食材、不足を補う食材の組み合わせ、チンゲン菜とキノコの話。
チンゲン菜アイキャッチ画像
最新情報をチェックしよう!

【緑黄色野菜】栄養と効果と保存方法の最新記事8件