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生姜

生姜~漢方として使われる淡色野菜、胃腸、保温、血行など効果は様々・生姜の栄養、効果、保存方法・マンガンはいらん~

■生姜とは・生姜の歴史と雑学………と無駄話

生姜の原産地は熱帯のアジアで、インドとも言われています。スパイスの国なら納得………。
生姜の歴史は古く、日本には稲作が伝わった頃(弥生時代)に渡来しました。

「生姜は百邪を防ぐ」古書にも記されており、漢方や生薬として、生姜の薬効は古くから知られていました。
医療用に用いられる漢方の7割以上に生姜が利用されている事実を見ると、如何に重宝されているかが解ります。

生姜を含む漢方薬で有名なものは葛根湯(カッコントウ)、あまり聞いたこと無い小柴胡湯(ショウサイコトウ)などがあります。どちらも風邪の症状に対して有効です。

日本では長い間薬として栽培されてきましたが、食用として広まったのは江戸時代に入ってからです。

■生姜の栄養素、働きと効果

◎生姜の栄養素、働きと効果その1・生姜に含まれるビタミンとミネラル

生姜に期待するべき点は、ビタミン類やミネラル類栄養素ではなく、それ以外の機能性成分です。元々栄養素の含有量が少なく、更に食べる量が少量のためビタミン類やミネラル類は期待せず、生姜に関してはキッパリ諦めるのが無難です。

生姜に含まれているビタミン類は、ビタミンB1B2葉酸などが少し含まれています。
ミネラル類ではカルシウムマグネシウムカリウム鉄分マンガンなどが含まれています。
生姜100g中に含まれる数値で見ると、そこそこ効果が期待できる数値ではありますが、生姜を100gもドカ食いするような人はいないかと思います。
大きめの生姜1個でも10~15g程度ですので、生姜丸々1個食べるのも正直キツイです。
そう考えてみると、生姜に含まれるビタミンやミネラルはあまり効果が期待できません。

しかし、例外も存在します。ビタミン、ミネラルの中で唯一飛び抜けて多いのが、マンガンです。
年齢や性別によって変わりますが、生姜1個(10g)でに含まれるマンガンは0.5mgで、一日の目安量の五分の1~八分の1くらいに当たる数値です。
他の食材を見渡してみても、この数字は異常なくらい高い数字です。
ちなみにマンガンは、骨の代謝(作ったり壊したり)に関わっている栄養素です。他にもエネルギーの代謝に関わる大事な栄養素なのですが………かなり幅広い食品に含まれているため不足することは殆どありません

つまり、積極的に摂取が必要なタイプの栄養素では無く、無意識に普段の食事から摂取できてしまう栄養素のため、別に意識して摂る必要は無いということです。

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「俺はマンガンに全てを掛ける!」といった生姜達の意気込みを感じます。しかし、彼等は頑張るところを間違えました。サッカー選手が頑張って握力を鍛えているようなものですね。彼等は私たちに体を張って伝えようとしているんです。

無駄な努力は所詮無駄にしかならない!努力するなら的確に効率良く行うべし!

◎生姜の栄養素、働きと効果その2・生姜の力は辛味成分ショウガオールが中心

いきなり生姜の人格を全否定する内容からはじまりましたが、生姜パワーはビタミンやミネラルに頼った物ではありません
ポリフェノールの一種で生姜の名前を付けられているショウガオールは様々な効果を発揮します。

生の生姜に含まれている辛味成分のジンゲロール(別名:ジンジャロール)は、加熱や乾燥によりショウガオールやジンゲロンへと変化します。どちらにも血行促進の効果があり、血流の促進による抗血栓作用を持ち、体温を上昇させることで免疫力も上がります。抗菌・殺菌作用が強く、防腐効果も期待できます。

ジンゲロール加熱→ジンゲロンにジンジャオール誕生。

その他にも、胃液の分泌を促して消化促進、食欲を増進させ、強い抗酸化作用によりコレステロールの低下・ガン予防・動脈硬化を予防する働きもあります。ガン予防と言えば、DNAが傷が付くことで、細胞分裂の際にイレギュラーが発生し、それがガン細胞の発生に繋がることになるのですが、ジンゲロールとショウガオールはDNAが傷付くのを防ぐいでいるためガンの予防に効果的です。

更に、ショウガオールの持つ鎮静作用は炎症や痛みを鎮めてアレルギー症状を緩和したり発汗による解熱作用があります。

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ジンゲロール、何回変換しても「人毛ロール」になってしまう………。人毛ロール………あの地球人を連想する。「あの地球人?バッハか?バッハのことかーッ!」
バッハの画像
【バッハの肖像画を見るとラクガキしたくなるのが人間の性、ましてやラクガキマイスターであるみなぎ鬼夜兵衛の前にバッハの画像を置こうものならこうなることは必定である………】
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ジンジャオールは変換すると「神社オール」………。24時間営業の神社のことか?それとも不眠不休で神社巡りをする旅行業界の隠語か?

◎生姜の栄養素、働きと効果その3・香り成分が風邪や二日酔いに効果的

ピーマンとパプリカの記事では色は栄養と書きましたが、野菜に含まれる機能性成分は色だけでは無く、臭い成分も重要な機能を持っています。色も栄養で臭いも大事な栄養になるのです。

生姜に含まれる臭い成分のジンギベレンシトロネラールには、胃の健康を保ち食欲を増進させる働きや、消炎作用(炎症抑制)、消痰作用、解毒作用、疲労回復、などに効果を発揮します。

生姜の成分は胃や腸に作用するため、乗り物酔いや吐き気に効果があると言われています。喉や胃の殺菌や炎症を抑える働きと合わせて体を温めることは、風邪の初期症状に効果的です。

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ポリフェノールは色素成分というイメージも強いですが、ポリフェノールは色だけでは無く辛味成分や苦味成分もポリフェノールの一員です。

◎生姜の栄養素、働きと効果その4・皮の力(皮パワー)で解毒

生姜の皮には利尿作用を高める成分が含まれており、皮には食物繊維は多いことから体内の有害な物質を排出する効果が期待できます。
食物繊維には整腸効果の他にも免疫力を高める効果もありますので、生姜に含まれる臭い成分や辛味成分との相乗効果により、風邪などの病気の予防に効果的に作用します。

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生姜は二重、三重に風邪予防の効果を発揮します。昔からどの地方にも存在している風邪に引きはじめに生姜湯を飲むという民間療法はかなり理にかなっている………ってことです。

◎生姜の栄養素、働きと効果・まとめ

風邪の予防、消炎作用(炎症抑制)、消痰作用、解毒作用、疲労回復、鎮静作用、抗酸化作用によりコレステロールの低下・ガン予防・動脈硬化予防、DNAの損傷予防(ガン予防)、二日酔い・吐き気を抑制、血行促進、体温上昇、免疫力向上、発汗作用、食欲増進、消化促進、利尿作用など。

生姜にはゴチャゴチャとした効果がありますが、体を温め冷えを改善して、胃や腸に優く作用してその結果色々な副産物が特典として付いてくるといった感じです。
一行要約すると………生姜は凄いということです。

◎生姜100g辺りに含まれる栄養素一覧

エネルギー 30kcl
タンパク質 0.9g
脂質 0.3g
糖質 4.5g
食物繊維 2.1g
ナトリウム 6mg
カリウム 270mg
カルシウム 12mg
マグネシウム 27mg
鉄分 0.5mg
マンガン 5.01mg
ビタミンB1 0.03mg
ビタミンB2 0.02mg
ビタミンC 2mg

生姜(大)が約10gなので、一覧の数字の10分の1が基準としては適量です。

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やっぱりマンガンだけ桁違いに含まれている………でもマンガンは意識してまで摂る必要の無い栄養素………。

ナトリウムに比べるとカリウムが断然多く含まれています。ナトリウムを排出するカリウムの働きと、生姜の持つ利尿作用と合わせると、高血圧の予防には効果的です。

 

■NEXTページ→に続きます。

 

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NEXTページ→は、生姜を生かす相性のよい食材(キャベツ)、お勧めの食べ方・調理方法、生姜の選び方、生姜の保存方法。生姜のレシピもあるよ。
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