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【みなぎる食品レシピ0006】二日酔い予防キノコと鶏ささみの温サラダ・レモンチーズドレッシング7

【みなぎるレシピ0006】二日酔い予防に効果的、キノコと鶏ささみの温サラダ・レモンチーズドレッシングかけ

■二日酔いの原因と予防に有効な栄養素と食材

◎二日酔いのメカニズム

忘年会、会社や友人との飲み会など、楽しく飲んだ次の日に起こる二日酔いに悩まされた経験がある方も多いのではないでしょうか。二日酔いは、アルコールが肝臓で分解される際にできるアセトアルデヒドという有害物質が原因で起こります。アセトアルデヒドは吐き気や頭痛、動悸などを引き起こす働きがあり、これらが代謝しきれず、体内に残ることで、二日酔いが起こるわけです。

◎二日酔いの予防に必要な栄養素とそれらを含む食材

ビタミンB₁:アルコールや疲労物質を分解する際に必要とされます。
(豚肉、豆類、うなぎ)

ナイアシン→ビタミンB1とは違う働きで、アルコールとアセトアルデヒドの分解に働く栄養素です。
(鶏ささみ、たらこ、かつおぶし)

脂肪分→アルコールの吸収を防いで、胃粘膜を保護してくれます。
(オリーブオイル、ナッツ、チーズ)

オルニチン→肝臓で解毒作用の機能を促進する働きがあります。
(しじみ、ブナシメジ)

たんぱく質→アルコールを分解する際に使われるアセトアルデヒド脱水素酵素の活性化に有効です。
(枝豆、ささみ)

スルフォラファン→ファイトケミカルの一種で、体内の抗酸化力や解毒力を高めてくれます。
ブロッコリーキャベツ

ビタミンC→アセトアルデヒドの分解を助け、肝臓の活性化に役立ちます。
(ブロッコリー、アセロラ、キャベツ、ピーマン、レモン)

一昔前は、牛乳を飲むと、胃に膜を張って二日酔いを予防できると言われていましたが、最近ではこの効果は否定されています。一時的に幕を張ることは確かですが、アルコールなどの水分で簡単に流されてしまい膜を維持することが出来ず、幕を維持した状態であっても、牛乳の分子はアルコールの分子よりも大きく、アルコールがすり抜けて吸収されてしまいます。アルコールは胃での吸収率は20%と低いため、たとえ胃だけを保護しても効果は薄いということです。

アルコールは飲酒後1~2時間のうちに、胃では20%、小腸では80%吸収されます。タンパク質や脂肪分は胃の中ではほとんど消化・吸収されず、十二指腸ではじめて消化されるため、吸収に長い時間を必要とします。今回のご紹介するレシピにも含まれている脂肪分(オリーブオイル、アーモンド、チーズ)にはアルコールを胃から吸収する働きを大幅に抑えて、更に腸での吸収速度をゆっくりにすることから急激な酔いを防止する効果があるのです。牛乳の胃に膜を張るという効果は期待できませんが、牛乳に含まれる脂肪分やタンパク質には悪酔いを抑える効果が期待できます。

■二日酔い予防レシピ【キノコと鶏ささみの温サラダ・レモンチーズドレッシングかけ】

◎レシピの説明

このレシピは、ただのサラダに思えますが、実は二日酔い予防の食材が散りばめられています。鶏ささみ、枝豆で良質なたんぱく質ビタミンB₁ナイアシン、キャベツとブナシメジでオルニチンスルフォラファンが摂取できます。
味の決め手となるドレッシングに含まれるオリーブオイルやチーズ、そして最後に散らすナッツには脂肪分が多く含まれています。今回使用しているオリーブオイルは油の中でも一価不飽和脂肪酸に分類され、オレイン酸が豊富に含まれています。このオレイン酸は血中の悪玉コレステロールの濃度を下げる働きがあるため、普段から摂取したい油の一つと言えます。

◎材料

鶏ささみ 小さめ3本(120g)

酒 大匙1/2
砂糖 小匙1/2
塩 一つまみ

枝豆(冷凍) 計量カップ1杯分(80g)(※1調理のポイント)
キャベツ 3枚(120g)
ブナシメジ 1/2房(60g)
ミニトマト 3個

★オリーブオイル 大匙2
★酢 大匙2
★粉チーズ 大匙2
★はちみつ 大匙1
★レモン汁 小匙1
★塩 少々
★乾燥パセリ お好みで
アーモンド 5粒ほど

◎作り方

① 鶏ささみに塩、砂糖、酒をすりこんで、冷蔵庫で20分ほど寝かせます。(※2調理のポイント)

【みなぎる食品レシピ0006】二日酔い予防キノコと鶏ささみの温サラダ・レモンチーズドレッシング1


② 鍋にお湯を沸かして、鶏のささ身を弱火で茹でます。(※3調理のポイント)

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③ キャベツを一口大に切って、ミニトマトは半分に切ります。しめじは根元の茶色い部分を切り落とします。根元あたりでくっついている場合はほぐしてバラしておきます。

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④枝豆は流水に4~5分ほどさらして解凍し、鞘から出しておきます。水にさらす際は、できれば枝豆を袋などに入れて、間接的に溶かすと旨味や栄養素が流れ出ず、おすすめです。時間があれば、自然解凍でも大丈夫です。(自然解凍の場合は皿に出して室温で1時間~2時間ほど放置)


⑤キャベツ、ブナシメジを皿にのせて、ラップをし、電子レンジで加熱します。(600w、3分)(※4調理のポイント)

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⑤ ★を混ぜ合わせてドレッシングをつくります。

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⑥ ②で茹でたささみを手でちぎって⑤の皿に載せて、その上に枝豆とトマトを載せます。

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⑦ 仕上げに砕いたナッツをかけて完成です。(※5調理のポイント)

【みなぎる食品レシピ0006】二日酔い予防キノコと鶏ささみの温サラダ・レモンチーズドレッシング7

◎調理のポイント

  • ※1)今回は簡単に作れるよう冷凍の枝豆を使いましたが、もちろん生のものでも大丈夫です。
  • ※2)鶏肉に砂糖、塩、酒をすりこんでおくと、しっとり柔らかく仕上がります。
  • ※3)鶏ささみを茹でる際は、ゆっくり弱火で火を通したほうがパサつかず仕上がります。
  • ※4)ブナシメジとキャベツを加熱した際に水分が出るので、気になるときはペーパー等で拭き取ってください。
  • ※5)ナッツは今回アーモンドを使いましたが、お好みのものに変えても大丈夫です。(クルミなどもおすすめ)袋に入れて綿棒などでたたくと簡単に砕けます。

◎料理(一人分)に含まれる栄養素一覧

料理(一人分)に含まれる栄養素一覧
(※レシピの材料は2人分です)
エネルギー 338㎉
たんぱく質 24.4g
脂質 18.7g
一価不飽和脂肪酸 10.5g
カリウム 810mg
ビタミンC 44g
ビタミンB₁ 0.3mg
ナイアシン当量 12.5mg

◎料理の機能・効果まとめ

二日酔い予防(鶏ささみ、枝豆、キャベツ、ブナシメジ、オリーブオイル)、動脈硬化予防(オリーブオイル、アーモンド)、便秘改善(オリーブオイル)、疲労回復(鶏ささみ、枝豆、ブナシメジ)、抗酸化作用(オリーブオイル、アーモンド)

◎最後に一言アドバイス

今回のレシピは、サラダに一工夫するだけで、簡単に二日酔いの予防ができます。調理の手間もほとんどありません。ドレッシングにはチーズを使用していますが、シーザードレッシングほどこってりしておらず、飽きずに食べられるかと思います。仕上げに振りかけるナッツも触感のアクセントになるので、ぜひ作ってみて下さい。
同じ量のお酒を飲んでも、アルコールを急激に吸収すると、二日酔いになりやすくなります。お酒を飲む前に少しでもいいので、何か食べておくことでアルコールの吸収スピードを遅らせ、二日酔いの予防に繋がります。また、アルコールを代謝する際に水分が使われるため、水分をしっかりとることも大切です。せっかくの楽しいお酒の席です。翌日に二日酔いをしないため、できる予防策をしっかり行っていくことが大切ですね。

 

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