注目キーワード
★健康への第一歩は、まず知ることから・・・。不健康への第一歩は・・・?
マグネシウムの粒

マグネシウム ~金属です。筋肉と心臓動かすの頑張ってます。昔はカルシウムと仲良しでした。今はもう………~

 

■マグネシウムとは

マグネシウムは、ギリシャのマグネシアとう地名から由来しています。
マグネシアで採れる鉱物を薬として使用してみたところ、様々な病に効果があることが判り、マグネシウムと名付けられました。
理科の時間に頻繁に登場するため、名前だけは広く知られていますが、その効果や働きを答えられる人は少ないのではないでしょうか?

マグネシウムは、植物にも、動物の体内にも、海にも、土の中にも存在しており、自然化に広く浸透しています。

自然界だけではなく、理科の実験後のビーカーや試験管の底、ガラス棒、こまごめピペット、三角フラスコにもくっついて存在しています。(イメージです。)

カルシウムと似たような働きもあり、カルシウムの影に隠れてしまいがちですが、歯や骨の成分になったり、血圧の調整や、筋肉の収縮に欠かせない大事な栄養素です。

■マグネシウムの働きと効果

◎マグネシウムの働きと効果その1~相棒はカルシウム、半分以上は骨と歯で待機中~

骨の成分と言えば………?その代表格はカルシウムですが、カルシウム、リンに続いて骨の成分量第3位がマグネシウムです。

骨を丈夫にしたいと考えているなら、カルシウムだけでは無く、マグネシウムにも目を向けなければ骨太生活を満喫することは出来ません。

ライター1の画像
現代人にとってリンは過剰気味なのであまり摂らないように気をつけてください。

リンについての詳細はこちら↓

リン ~名前は知ってるけど結局何者?カルシウム吸収を阻害。カルシウムと仲が良いんだか悪いんだか~

◎マグネシウムの働きと効果その2~相棒はカルシウム、血圧の調節と筋肉の収縮~

マグネシウムは血管を広げて血圧を下げる働きをします。逆にカルシウムは、血管を収縮することで、血圧を上げる働きをします。
血圧が上がった時には、マグネシウムが血圧を下げ、血圧が下がった時にはカルシウムが血圧を上げます。カルシウムと、マグネシウムが協力して血圧をコントロールしているのです。

カルシウムのあまり知られていない働きはこちら↓

カルシウム ~Caはカルシウムの”カッ!”血糖値も下げますよ~

カルシウムとマグネシウム

◎マグネシウムの働きと効果その3~相棒はカルシウム、筋肉を収縮、心臓も動かします~

カルシウムとマグネシウムの関係は血圧だけに留まらず、共に筋肉の収縮を調整する働きをしています。

”カルシウムと共に筋肉の収縮する”この働きは、心臓にも及びます。

とは言っても、筋肉の収縮自体はカルシウムの仕事です。心臓の筋肉をカルシウムが刺激することによって収縮が行われます。マグネシウムがカルシウムをコントロールすることで、収縮と弛緩が交互に行われ、カルシウムとマグネシウムの阿吽の呼吸によって規則正しく心臓が動きます。

◎マグネシウムの働きと効果その4~補酵素として、生産、合成に関わります。カルシウムはあっち行け~

これまでカルシウムと協力して、様々な活動をしてきたマグネシウムですが、それは過去の話、音楽性の違いにより、漫才コンビ”ミネラル夫婦(めおと)茶碗”を解散しました。

マグネシウムは単独で300以上の酵素の補酵素として、エネルギーの生産や、たんぱく質の合成、神経伝達ホルモンの分泌など様々な生理機能を支えています。

酵素についてはこちらから↓

ビタミン ~五大栄養素が一画、ビタミンという言葉に秘められた意味とは?~

また、抗ストレスホルモンの分泌にも関わっており、ストレス緩和にも役立ちます。

◎体内のミネラルバランス(濃度)を管理、調整します。

いきなり余談ですが、マグネシウムと同じ必須ミネラルの、カリウムとナトリウムは、細胞の内と外に存在しており、細胞内のナトリウム濃度が上がると、外に居るカリウムを細胞内に取り込んで、細胞内の余計なナトリウムを追い出すことで細胞内に存在するミネラル濃度を一定に保っています。
この働きをナトリウムポンプと呼びます。

カルシウムの場合、筋肉からカルシウムが放出されると筋肉が収縮し、逆に取り込まれると弛緩します。30cmほど上の方↑で説明した心拍機能はこの働きによる物です。これをカルシウムポンプと呼びます。

ナトリウムポンプとカルシウムポンプが働く時に、ATPというエネルギー源が必要となり、このATPが正常に働くためにはマグネシウムが必要となります。

マグネシウムが慢性的に不足すると、カルシウムとカリウムの血中濃度の異常が起こり、マグネシウムを補給することで改善されたことから、マグネシウムが他のミネラルの濃度調節に深く関わっていると考えられています。

この働きは、カルシウムが血管壁に沈着するのを防ぎ、動脈硬化の予防や高血圧の予防にも繋がります。

◎マグネシウムの働きと効果・まとめ

補酵素としてエネルギー代謝・タンパク質の合成、ミネラル濃度の調整、筋肉の収縮、血圧の低下(高血圧の予防)、骨の健康維持、動脈硬化の予防、ストレスの緩和。

■マグネシウムの性質・特徴 ~~

マグネシウムは、地球上で6番目に多い元素です。
海水にも含まれるため、魚や海藻に多く含まれる栄養素です。

体内には、約25g存在し、その内の50~60%が骨の成分となっています。
そして、残りの40%~50%が肝臓、筋肉、血液などにタンパク質と結合した状態で存在しています。

今ご覧になっているPCやスマホにも、車にもマグネシウムは使われています。

マグネシウムは光合成も頑張っています。
植物の中に存在するクロロフィル(葉緑体)という物質は光合成には欠かせないもので、マグネシウムはこのクロロフィルを構成する成分となります。

抗ストレスホルモンの分泌の関与、抗ストレス効果のあるビタミンCと一緒に摂取すると相乗効果が期待できます。

■マグネシウムの過剰症と欠乏症 ~摂りすぎた場合、逆に不足するとどうなる?~

◎マグネシウムの過剰症

多少摂りすぎた場合は吸収率が下がり、余剰分は尿や汗によって体外に排出されるため、過剰症の心配は殆どありません。

排出機能を上回る程の量をサプリメントで大量摂取した場合、排出機能が正常に働かない腎機能障害を持っている方は過剰症に注意が必要です。

筋力の低下、血圧の低下、下痢や吐き気などの症状が起こります。医薬品で下剤としても用いられることもあります。

◎マグネシウムの欠乏症

狭心症や、心筋梗塞などの心臓疾患のリスクが高まります。
慢性的に欠乏状態が続くと神経過敏、抑うつ症状、不整脈の症状が起こります。

■マグネシウムの効率の良い摂り方、効率の悪い摂り方

昔の食生活と比べて、現代では海藻や、豆、特に穀物を食べる習慣が減ったことにより、不足しがちなミネラルと考えられています。

カルシウムとマグネシウムの摂取比率はカルシウム2:マグネシウム1が理想と言われています。マグネシウムにとって、カルシウムは骨の成分やその他の機能には欠かせない相棒です。マグネシウムを摂る時はカルシウムも意識して摂るように心掛けて下さい。

カルシウム、マグネシウムが同時に摂れるお勧め食品は豆腐です。
豆腐のの凝固剤に使用されるにがり(塩化マグネシウム)は読んで字の如くマグネシウムです。豆腐は大豆製品ですのでカルシウムを多く含んでおり、手っ取り早く摂取が可能です。

リンの大量摂取により、マグネシウムの吸収率が妨げられます。アルコールやカフェイン摂取でもマグネシウムが消費されてしまいます。

■マグネシウムを多く含む食品

アーモンド、カシューナッツ、落花生などの種実類、穀物ではそば、玄米、胚芽精米。
魚介類では、丸干しイワシ、干しエビ、金目鯛、牡蠣
野菜では、ほうれん草、つるむらさき、
海藻類はわかめ、昆布、ひじき、その他の食品では、バナナ、プルーン、大豆製品(納豆、豆乳)

マグネシウムの粒
最新情報をチェックしよう!