■ビタミンCの働きと役割
キングオブビタミンにして、クイーンオブビタミン。
レモンの代名詞。
ビタミンCをエサに付けて釣り竿を垂らせば、日本人3匹は余裕で釣れる日本人の弱点的な栄養素。
「ビタミン摂りなさい」と言われて、まず最初に思い浮かぶのはレモンを齧った瞬間の、お嫁にいけない顔をしている自分の姿ですよね?
最早宗教です。
日本人は皆ビタミンC教の信者です。
しかし、それくらい知名度があり、たくさんの信者ができるにはそれなりの理由があります。
ビタミンCは色々と重要な働きをする栄養素で、その働きは多岐にわたります。


◎ビタミンCの働きと効果その1 コラーゲン作って美肌作ります。頑張ります。
ビタミンCは皮膚や腱、骨、軟骨、血管を形成しているコラーゲンの生成には欠かせないビタミンです。
コラーゲンの生成することにより、皮膚や骨、血管を強化し、傷を修復したりと、皮膚周りの健康を維持する働きがあります。
◎ビタミンCの働きと効果その2 悪玉コレステロールを潰します。善玉よ近こう寄れ
ビタミンCには抗酸化作用があり、悪玉コレステロールの酸化を防ぎ、善玉コレステロールを増加させ、血圧を下げる事により動脈硬化や脳卒中を予防する効果があります。

◎ビタミンCの働きと効果その3 年寄りをやっつけます。間違えた、老化を防ぎます。
更に、ビタミンCの抗酸化作用には、過酸化脂質の発生を抑制する効果もあります。これはビタミンEの抗酸化作用と同じ働きです。過酸化脂質の発生を抑える事で、老化の抑制や、ニトロソアミンという発がん物質の生成を抑え、がん予防にも繋がります。
◎ビタミンCの働きと効果その4 美肌作ります。頑張りますその2 ~シミあっちいけ~
ビタミンCはメラニン色素の沈着を防止する作用が有り、美容効果の一環として、お肌のしみ対策にビタミンCを用いる事は広く知られています。
◎ビタミンCの働きと効果その5 鉄分吸収、毎週がストレスとアレルギーの撲滅、撲殺週間
更に、更に、更に、鉄分の吸収を促進する働きがあり、抗ストレス作用がある服官皮質ホルモン、副官髄質ホルモンの生成を促進し、ストレスを緩和する効果のあります。更に、更に、更に、更に、免疫力向上や解毒作用、抗アレルギーの効果があります。

◎ビタミンCの働きと効果 まとめ
抗酸化により老化を防ぎ、抗アレルギーに、美肌効果、更には抗ガンや、抗ストレス、おまけにコラーゲン作りの名人。鉄分の吸収率を高めて鉄欠乏性貧血を予防し、免疫力を向上させます。
日本人がビタミンC教に入信する理由が解る気がします。
■ビタミンCの性質
ビタミンCは水溶性で、光、空気、熱に弱く、酸化しやすく、常温でも長期間保存すると、どんどん壊れていく性質が有り、保存や調理中に失われやすい困った栄養素です。
■ビタミンCの摂りすぎ、逆に不足するとどうなる?過剰症と欠乏症
◎ビタミンCの過剰症
ビタミンCは水溶性で過剰分は尿と一緒に排出されます。体内に蓄積されないため過剰症にはなりにくい栄養素です。サプリメントなどで摂りすぎた場合は下痢の症状が起こります。
◎ビタミンCの欠乏症
ビタミンCの欠乏症として広く知られている病気は壊血病です。毛細血管が弱くなり、歯茎や皮下から出血します。
軽度の症状では、疲労感や、免疫力の低下により風邪などの感染症にかかりやすくなりします。
■ビタミンCの効率の良い摂り方
じゃがいも、さつまいもなどの芋類に含まれるビタミンCは、デンプンにガードされているため熱しても比較的壊れにくく、加熱する料理にはお勧めです。
水溶性のため茹でるのはダメ、熱に弱いため長時間の加熱もダメ。
ビタミンCは果物や野菜に多く含まれているので、料理嫌いという方にはサラダなどの生食がお勧めです。



喫煙やストレスにより、体内でのビタミンCの消費量が増加します。
喫煙を控え、イライラしない用に心掛け、口と目を半開きにして、首を右に15度傾け、無我の境地で日々を過ごすとビタミンCの損失を減らす事が出来ます。たまに「あ゛~」っとつぶやくのも忘れずに………。
■ビタミンCを多く含む食品
柿、いちご、じゃがいも、ゴーヤ、ピーマン、芽キャベツ、ブロッコリー、キウイ、オロナミンC、デカビタC、C1000タケダ、最後にキャベツ。
