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亜鉛 ~5円玉の材料で栄養素です。味覚だけじゃ無い、細胞も、ホルモンも作るし、傷も治すし、色々働くミラクルミネラル~

■亜鉛とは

16種の必須ミネラルで、微量ミネラルに属しています。
色々と手広く体内事業を営んでおり、様々な代謝に関わっています。

成人の体内では2g程存在しています。
血液や皮膚に多く、骨、筋肉、腎臓、肝臓、脳、細胞内にも含まれています。
体外では五円玉の中で暮らしています。10円玉と500円玉にも少し潜んでいます。お察しの通り亜鉛は金属です。

動物性の食品に多く含まれています。

■亜鉛の働きと役割

◎亜鉛の働きと役割その1 酵素の補酵素として様々な代謝に関わっています。

亜鉛は、200種類以上の酵素の補酵素として、エネルギー(糖質)の代謝や、肉体に維持に必要なタンパク質を合成したり、核酸(DNA、RNA)や細胞などを合成して、細胞分裂を支える働きをしています。

補酵素業界では有名なビタミンB群と補酵素の詳細はこちら↓
ビタミン ~五大栄養素が一画、ビタミンという言葉に秘められた意味とは?~

細胞の代謝には欠かせない重要なミネラルで、子供の発育や怪我の治癒にも消費されます。

また、糖質の代謝にも関わっており、多くの代謝には不可欠な栄養素ですが、日本人にとっては不足しがちな栄養素なため、意識して摂ることをお勧めします。

◎亜鉛の働きと役割その2 血糖値を下げるインスリン、各種ホルモンの合成をします。

食事などで糖を摂取した場合、血液中のグルコース(ブドウ糖)の濃度が上昇します。この血液中のグルコースの濃度を血糖値と呼びます。血糖値は、慢性的に高い状態が続くと糖尿病などの病気に繋がるためイメージの悪い単語です。
この血糖値を下げてくれるのがインスリンです。

インスリンの詳細はこちら↓
炭水化物 ~糖の性質を知って肥満防止。【糖質&食物繊維=炭水化物】以外と知られていないこの図式~

インスリンの合成には亜鉛が不可欠です。亜鉛は間接的にですが、血糖値を下げて糖尿病の予防する重要な働きをしています。

◎亜鉛の働きと役割その3 抗酸化作用で老化防止+ガン予防

亜鉛には、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンと同じく、抗酸化作用があります。
ビタミン類のような直接的な働きではありませんが、間接的な抗酸化作用があります。
ガンや細胞の老化(酸化)の元となる活性酸素を取り除くSOD(スーパーオキシドジスムターゼ)という、いかにも強そうな名前の酵素があります。
またもお決まりのパターンですが、この酵素の構成成分が亜鉛なのです。

◎亜鉛の働きと役割その4 生殖機能の正常維持、妊娠には欠かせません。

亜鉛は、男性の体では前立腺や性腺に多く存在し、精子の生成や男性ホルモンのテストステロンの生成をしています。
女性の場合女性ホルモンを生成し、妊娠をサポートします。妊娠期間にも必要な栄養素で、胎児に成長には亜鉛は欠かせません。

男性、女性共に亜鉛が不足すると妊娠しにくくなります。

◎亜鉛の働きと役割その5 味覚の正常化

亜鉛といえば………味覚です。

舌の表面には味を感じるための、味蕾と呼ばれる細胞が存在しています。
新陳代謝が頻繁に行われ、サイクルは短く、10日ほどで新しい細胞が生成されます。
細胞の形成に亜鉛が必要となり、亜鉛が不足すると味が判らなくなるのはこのためです。

亜鉛が不足すると味覚障害となります。
味覚障害は、若い女性に多くみられます。その主な原因はダイエットによる亜鉛不足、菜食主義(ベジタリアン)による亜鉛不足、食品添加物(リン酸塩、ポリリン酸)による亜鉛の吸収阻害が考えられます。添加物の多いコンビニ飯や、インスタント食品を食べ過ぎると味に鈍感になると言われている理由がこれです。

亜鉛不足に心当たりのある方は、少し意識を変えることをお勧めします。
健康への第2歩は、僅かな意識の変化から………。

◎亜鉛の働きと役割その6 免疫力の維持、ほか

その他の働きとして、亜鉛は免疫機能や神経系の正常維持や脳機能の活性化にも必要です。

■亜鉛の性質・特徴 ~どんな栄養素?もう少し詳しく~

亜鉛の多くは、体内でタンパク質と結合した状態で存在しています。

亜鉛は腸管から吸収されます。吸収率は30%と言われていますが、他のミネラル(鉄や銅)に影響されるなど、状況によって変化するため、これは目安程度の数字になります。

■亜鉛の過剰症と欠乏症 ~摂りすぎ、逆に不足するとどうなる?~

◎亜鉛の過剰症

通常の食生活をしていれば、過剰症になる心配はありません。
サプリなどからの大量摂取で、銅や鉄の吸収が阻害されてしまい、貧血なることがります。
SOD(上の方↑※亜鉛の働きと役割その3)で登場したスーパー何とかマンの活動が弱まるとも言われています。

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本記事初コメント。ミネラルはお互いに吸収率や体内での濃度のバランスに影響を及ぼしています。その関係は複雑怪奇です。

亜鉛は金属ですので、上限を超えて慢性的に摂りすぎた場合、中毒症状が起こります。
胃障害、目眩、吐き気免疫障害、神経障害、善玉コレステロールの低下などの症状が起こります。

◎亜鉛の欠乏症

細胞やタンパク質などの様々な代謝が正常に機能しなくなり、子供の成長障害、性機能障害
妊娠中は胎児の成長不良、味覚障害、皮膚炎、免疫力の低下などの障害が起こります。

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亜鉛欠乏こわッ………。亜鉛神の怒りを静めるために、ここはひとつ小松菜を生け贄にして………。ソイヤッ!

ライター1アクション6

 

死人に鞭打つのはやめなさい。

 

■亜鉛の効率の良い摂り方

動物性のタンパク質と一緒に摂ると亜鉛の吸収率がアップします。
ビタミンA、ビタミンCも亜鉛の吸収を高めるほか、抗酸化作用の相乗効果が期待できます。更に亜鉛とビタミンCは、共にコラーゲンの生成を助けるため、ビタミンAとCは亜鉛とは非常に相性の良いビタミンと言えます。

魚介類、肉、海藻、豆類などに多く含まれてます。
動物性食品に多く、特に牡蠣に多く含まれており、亜鉛以外にもタンパク質、抗酸化作用のあるビタミンE、貧血予防の鉄分、骨を強くするカルシウムも同時に摂れる栄養食品です。

牛肉にも亜鉛は多く、動物性食品をバランス良く摂取していれば、タンパク質により吸収率も上がるため効率良く亜鉛の摂取が可能です。

動物性食品以外で手軽に習慣的に摂りたい場合は、納豆や玄米もお勧めです。

逆に、亜鉛を摂取する時の注意点は、穀物や豆類に含まれるフィチン酸や食物繊維と結合しやすい性質があり、一緒に摂ると吸収を阻害されてしまいます。葉野菜に含まれるシュウ酸や加工食品の添加物として、幅広く使用されているリン酸塩、ポリリン酸なども吸収を阻害します。

また、アルコールを摂りすぎた場合、亜鉛の排出率が上がります。

■亜鉛を多く含む食品

牡蠣、ホヤ、ホタテ、ズワイガニ、タラバガニ、カラスミ、うなぎ、牛ロース、牛もも肉、豚レバー、玄米、胚芽精米、納豆

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牡蠣嫌い………ぷるんぷるん感と臭いが嫌い。レバーは滅せよ!
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